名古屋市守山区 現場レポート ボード貼り
2019.06.29
こんにちは!
スタイルカンパニーの吉岡和也です!
今日は、名古屋市守山区で建築中のお城のようなお家の現場レポートです!
守山区の現場では、上棟⇒窓の取り付け⇒電気工事、水道工事などの配線配管工事⇒断熱工事という工程を経て、内装の大工工事に入っています。
大工工事は、壁のボード貼りから入ります。
お家の強さを構造計算で計算するのですが、その際に外の壁とお家の中の壁も計算に入ります。
お家の中の壁は、構造のため、そして防火のためにプラスターボードという石膏(プラスター)でできた板を貼っていきます。
プラスターボードを貼るといってもただ貼ればいいわけではなく、たくさんの注意点があります。
画像に書き込んでみました!
まず気を付けるのは、ボードの継ぎ目がなるべく窓(開口部)の角に来ないようにする、ということです。
これをやっていないからと言って法律違反になるわけではないのですが、こうすることで住んでから数年後、窓の周りにヒビが入る、という状況を避けることができます。
お家は風や地震、家の前を通る車の影響で揺れることもありますし、木造住宅は木が乾燥して縮むこともあります。
どうしても開口部の角やお部屋の角はその影響を受けやすいので、こうした心遣いが数年後のお家の雰囲気を左右します。
寸法を測る手間が増えますし、キレイに工事をするのに難易度が高くなるのですが、スタイルカンパニーでは可能な限りこうして工事を行っています。
ボードを留めるビスとビスの間隔も大切です。
ボードの外側と真ん中で、ビスを留める間隔が法律で決められています。
構造計算によってビスの種類や長さも決まっているんですよ!
スタイルカンパニーでは、基準通りビスが留められているか、ボード貼りの工程が終わった後に検査を実施して、ミスがないように確認しています!
そして、窓の下にちらっと見える防水ガード。
これも本当に大切な工事です。
雨漏りしないよう、万全の工事をして防水の検査も受けているのですが、それでも人間が行うモノ造りなので、万が一のことを想定しています。
万が一雨水が漏れてしまったときにも、水が木材にかからないように外に排出されるよう、一番最後の砦として窓を取り付ける前に防水ガードを取り付けています。
天窓も付いてお部屋が明るくなりました!
天窓は、ベルックスというデンマークの窓を使っています。
ベルックスの天窓は世界最高の天窓と言われています。
性能も素晴らしいです!
天窓の素晴らしさはまた今度ブログで語ります!
天窓って雨が漏らないか、ガラスが割れたらどうしようなど心配が色々あるかもしれませんが、スタイルカンパニーでは、沢山の天窓工事の実績があるんです!
どんどん完成が近づいてきて、とても楽しみです!!