名古屋市守山区 お城の電気配線工事
2019.06.14
こんにちは!
スタイルカンパニーの吉岡和也です。
名古屋市守山区で造らせていただいているお城のようなお家のレポートです。
今日は電気配線工事と制震ダンパーのレポートをします。
電気配線工事の画像を撮ってきました。
二階の床下地となる材木の真ん中に穴をあけてそこに電線を通しています。
穴をあけるといっても、床下地の材木は穴を開けているのですが、梁材には開けていません。
穴を開けるときは、厳密に開け方が決まっています。
お家を造る木材にむやみに穴をあけてはいけないので、スタイルカンパニーでは構造計算し、法律に定められた仕様で、基準に沿った穴を材木の加工工場で造って来てもらってきています。
現場で穴を造ることもありますが、その際もしっかりと基準に合うよう確認を重ねて穴を造ります。
電線も一本づつ、きれいに壁の中に留めつけていきます。
手間はかかるのですが、これをやるのとやらないのとで、もちろん見た目も変わりますがそれだけでなく、工事中にどの配線がどこを通っているのかわかりやすいです。
下の写真↓↓↓で、黒いスプレーでマーキングしてあるのは、「ここに電線が通っているよ!」という目印です。
これをしておかないと、大工工事の時に大工さんが何も知らずに釘を打ってしまう可能性があるので、目印は大切です!!
この電気配線工事をやってくださったのは、電気工事士の岡庭将人さんです。←クリックするとプロフィール見れます。
岡庭さんは工事中、この家に住まれるお客様の動きをシミュレーションし、どこにどのスイッチがあると直感的に使いやすいかを真剣に考えてくださいます。
また、お引越ししてから、万が一追加でスイッチやコンセントが欲しい!というご要望があった場合に備えて、そうなりそうなところには予備の配線を入れてくれていたり、真剣にオーナー様のことを考えてくれる電気工事士さんです。
趣味は車です。GT-Rです。よくわかりませんが沢山改造してあります。めっちゃ早いです。
そして、制震ダンパーです。
制震ダンパーにはたくさんの種類がありますが、スタイルカンパニーでは必ずBILSTEIN製「evoltz」のオイルダンパーを使います。
類似品がたくさんあります。
比較すると価格は高いですが性能が全く違います。
完成すると見えなくなりますが、家族の命を守る部材なので、高くてもこれを使ったほうが絶対良いです。
様々な制震ダンパーの中で、地震で揺れ始めた一番最初の段階から効果を発揮するのがこのevoltzです。一番早いといわれています。
そして、オイル漏れを防ぐシール材がテフロンでできています。
類似品はゴムなどを使っていることが多いようです。
ゴムだと時間が経って劣化して、オイルが漏れて効果が無くなってしまうこともあるようです。
その点、テフロンだとオイル漏れの心配がありません。だからずっとダンパーの効果が持続します。
そういった技術と一つ一つの部材がどうしても値段が高く、販売価格が高くなってしまいます。
だけど、効果は抜群です。
スタイルカンパニーは、地震が来た時も、来た後も、安心できる住まいをしっかりと造ります。