守山区 土台工事
2019.06.11
こんにちは!
スタイルカンパニーの吉岡和也です!
守山区のお家のレポートをしていきます。
いよいよ建て方工事の前段階、土台工事に入って行きます。
基礎工事の様子はこちらから!
基礎工事が完了したので、土台工事です。
お家を支える下支えの部分は、「基礎」と「土台」という部分に分かれています。
下の写真を見てもらうと、基礎の上に木の棒が載っています。
この木の棒のことを土台と言います。
基礎からボルトを伸ばしておいて、そのボルトで木の土台を固定します。
基礎と土台の間に敷いてある黒くて薄い部材が見えるでしょうか?
これは基礎パッキンと言います。
この基礎パッキンにはいくつかの役割があるのですが、一番の役割は、基礎の中に風を通す、という役割です。昔のお家で、基礎に風穴と言って長方形の穴がいくつか空いていたのをご存じの方も多いのではないでしょうか?
今は、風穴を開けるのではなく、この基礎パッキンを挟みます。この基礎パッキンに小さな穴がたくさん開いていて、そこを風が通って基礎の中の風通しを良くします。
大きな風穴よりも虫や動物が入る可能性が少ないので、こうした基礎パッキンを使うのが主流になっています。
もう一つの役割は、木材の保護です。
コンクリートの上に直接木を置くと、木の劣化が早いんです。昔ながらの日本家屋は基礎がなく、割栗石を地面に埋めて、その上に柱を立てていたのですが、石の上に木を立てるとそれによる劣化はあまりないといわれています。(シロアリや結露による劣化は別です)
だけど、人工物でアルカリ性のコンクリートの上に木材を直接置くと、それを原因とする劣化が進みやすいので、パッキンによって縁を切る、という役割もあります。
次回は建て方工事をレポートしていきます。