好みのフローリングがない!!
2019.06.02
こんにちは!
スタイルカンパニーの吉岡和也です。
今日は、フローリングについて書きたいと思います。
注文住宅を建てるなら、全部自分で部材を選んで好きなものに囲まれたお家に暮らしたい!!そう思いますよね!!
だけど、ネットやカタログを見ても、なかなか気に入るものが見つからないという方もいらっしゃると思います。
スタイルカンパニーには、そんな方が大勢いらっしゃいます。
どうするか。。。
う~ん。。。
ないものは作るしかないですよね。。。
ということで、スタイルカンパニーでは、お客様の好みに合わせてフローリングを造ったり、加工したりもしています。
世界に一つだけの、オーダーメイド・フローリングです!!
例えば、こんなフローリング。
「本物のアンティークのフローリングがほしい!!」というご要望でした。
が、本物のアンティークの海外のフローリングは、すごくいい雰囲気なんですが、土足使用しているので、室内でそのまま使うのはちょっと。。。となるんですね。
そこでスタイルカンパニーがどうしたかというと、
まず、ゼネコンさん(大きな建物を造る建設会社)に新品の足場板を持っていき、使い古した足場板と交換してもらいました!
ゼネコンさんはいきなり無料で材料が新しくなるので大喜び!!
お客様も材料が手に入って大喜び!!
そして、
高圧洗浄して表面をきれいにしました。
現場で使っていた足場板なので、釘が刺さっていたりするので、洗いながら細かくチェックし、釘を1本づつすべて抜いていきます。
洗い終わったら乾燥させます。
この後、材木の加工工場に搬入し、念には念を入れて木材の乾燥釜に入れて、強制乾燥させます。
その後、フローリング用に裏面・表面をきれいに削ってもらい、左右をフローリング用に実(さね)加工してもらいます。
そして、スタイルカンパニーの倉庫に戻ってきたフローリングに、一枚一枚オイルを手作業で塗っていきます。
そんな工程を経て、こんな雰囲気のフローリングを造り上げました。(写真わかりづらいかもしれませんが。。。)
また、あるお客様は、スタイルカンパニーの事務所と同じフローリングが良い!!と言われたのですが、残念ながら廃盤になってしまったフローリングだったので、今回もスタイルカンパニーでフローリングを作ることになりました。
スタイルカンパニーのフローリングは「ヒッコリー」という木でできているのですが、ヒッコリーの板はなかなか手に入りにくいので、「オーク」という木を加工して、似た雰囲気を出すことにしました。
まず、オークのフローリングを購入し、スタイルカンパニーの倉庫ですべて梱包をほどきます。
そして、一枚づつワイヤーでできた刃を取り付けたグラインダという機械で表面を削って、木目を立たせていきます。
次に、3枚づつくらい色を付けて、サンプルを作りました。
2色のカラーを塗り重ね、その上にオイルを塗ったり、種類の違う顔料を重ねたりしてこれだけのサンプルを作りました。
乾かしてからお客様に選んでいただき、カラーが決定!!
こんな感じです。
分かります?この木目が立ちつつ鋭くない、それでいてアンティークのような丸みを持った色味。
市販では絶対に手に入らない仕上がりになりました!
完成画像は、また後日施工画像としてアップします。
スタイルカンパニーでは、他の会社では対応できないような細かいご要望まで、お伺いできます。
フローリング以外ももちろん大丈夫です。
一生に一度の家づくりだから、悔いのないようにご要望をおっしゃってくださいね!!
出来ないこともあるかもしれませんが、できるところは最後までお付き合いします。
スタイルカンパニーの想いは、「Master Craftsmanship」です。
先代から受け継いだ職人の心を忘れず、お客様に寄り添い、材料にこだわり、道具にこだわり、技術にこだわっていきます。
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