高いフローリングと安いフローリングの違い
2017.01.31
フローリングには、グレードがあります。
Aグレード、Bグレード、Cグレード・・・というようにグレードがあります。
グレードが高くなると価格が高くなり、節が少なく、色むらも少なくなります。
反対にグレードが低くなると、節が増えたり、色むらが増えたりします。
節や色むらは自然のものですし、「カッコいい!!」と感じる方もいらっしゃいます。
私自身も節や色むらは大好きです。ただ、見た目以外の短所もあります。
それは、節があると節が抜けたり、色むらがあると収縮が大きかったりするんです。
節はイメージが付きやすいと思いますが、色むらは、イメージが難しい方もいらっしゃると思います。
木には、「赤身」と「白身(白太)」があります。
分かりやすく言うと赤身は筋肉、白身は脂肪です。
赤身の部分は質量がしっかり詰まっていて、適切な乾燥が施されていれば収縮しにくいです。
白身の部分は、どちらかというと少し軽く、収縮しやすいです。
グレードの高いフローリングは、木の良い部分を厳選して作っているため自然と価格が高くなります。
グレードの低いフローリングは、それが混在しているので価格が安くなります。
木の収縮は当たり前だから大丈夫、でも見た目の色むらを無くしたい!という方は、濃いめの塗装をすると色むらは目立たなくなります。
高いからいい物か、と聞かれれば、人によって価値観が違うので何とも言えませんが、僕個人的にはワイルドで多少収縮があるフローリングもすごく魅力的です。
色々な樹種、仕上げがあるので、こだわって選ぶと楽しいですよ!!
↑オークのフローリングです。