野田様邸刻み 長男のブログ
2009.02.28
野田様邸の刻みをしています
木造軸組み(在来)工法は、柱を立てて、その上に梁(はり)と呼ばれる材木を組み合わせて作っていくのですが、その柱と梁の接合部の加工をする事を刻みといいます。
近年ほとんどの場合はプレカットと呼ばれて、コンピューターの内蔵された機械で加工されるのですが、今回の野田様邸は古材(以前住んでいたお宅を解体した材料)を使用するため、その古材の部分はプレカットができず、その部分は手で加工することになります
一本一本図面と材料を確認しながらの作業です。
写真は、後藤さんと海川さんというこの道40年以上の大ベテランの大工さんたちです。
他にもお2人、駒田さんというベテランの大工さんたちも来て下さっています。
明日はいよいよ建て方です!
ただ古材の刻みと調整が予想以上に時間がかかり、今週は夜10時過ぎまでみんなで残業したのですがそれでも間に合わず、明日は野田様のご了解を得て柱を1本立てさせていただくことになっています。本格的な建て方工事は3月の6日位になると思います。
明日は動画もアップしようと思っています。ご期待下さい☆