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BLOGスタッフブログ

津島市 注文住宅

2012.02.07

津島市のM様邸の上棟です
朝一番、工事が始まる前にお施主様のM様からご挨拶を頂きます
s-松本様工事写真 186
お家造りへの思いをお話頂き、今日一日の工事の安全についても、工事に携わる職人全員に再度注意を促して頂きます。
お家を造る時には、沢山の職人さんが力を合わせる事によって、やっとお家が出来上がります
まず、大工さん。
それから材木を材木屋さんの加工工場から工事現場まで運ぶトラックの運転手さん。
トラックから材木を降ろす為に、材木にヒモを引掛けて降ろすのですが、実はこれにも「玉掛作業者」という資格を持った人しか作業が出来ないのです。重たい材木をクレーンで吊った時にバランスが悪いと危険だからです。この資格は都道府県で認定している、れっきとした公的資格です。その玉掛けさん。
クレーンの運転手さん。
材木屋さんの監督さん。
数えだせばまだまだ色んな職人さんご協力があって、お家は完成に向けて進んでいきます。
s-松本様工事写真 207
M様のお宅は、一部の太い柱と太い梁(はり)が化粧(完成後もそのまま見える)で仕上げる為、大工の棟梁の旗さん(写真右)が手で材木を加工して、当日の現場でも指揮を取って組み上げて下さいました
s-松本様工事写真 211
s-松本様工事写真 206
s-松本様工事写真 221
上棟完了
s-松本様工事写真 001
M様、おめでとうございます
屋根に張ってある緑色のシートは、ゴムとアスファルトで出来ている、防水のシートです。
「ルーフィング」と言います。
このシートを敷いて、その上に屋根材を施工していきます
M様のお家は、2×4工法(木造枠組壁工法)という建て方のお家です。
ツーバイ工法とも言われます。
昔はよく、「アメリカから入ってきた材木で造ったアメリカの建て方で造った家なんて日本の気候には合わない」とか根拠のない言われ方をよくされたものですが、決してそんなことはありません
まず、日本に入ってくるツーバイ工法で使われる材木はカナダのBC州から届きます
昔から、「日本の気候には日本で育った木が一番合うんだと言われますがそれは本当にその通りで、日本の降水量、気温の中で育った木は日本に合います
では、カナダで育った木はどうなんだ??という事になります。実は・・・
カナダは日本と年間の降水量が一緒か、少し多い位なんです
カナダには乾季と雨季があります。大体10月後半から5月位までは雨期で、毎日シトシト雨が降っているような天気です
そして気候。北海道と大体同じくらいの緯度にあるカナダですが、気候は海流の関係で、材木を伐採している地域は日本と近い気候ですもう少し寒かったりもします。
気候も年間の降水量も近い、そんな環境で育った木なので、日本の気候にはとても合っています。
耐震性はどうなの??一番気になる所ですよね
2×4工法は、耐震性がとても高くて頑丈です
外壁全体に構造用合板を貼って、マッチ箱みたいにお家を面で支えます
力が一点に集中することなく全体に分散してくれます。
昨年3月に発生した東日本大震災では地震と津波がありましたが、津波や地盤の崩落の被害を除いて現在までの調査では、補修の必要がなく居住に必要のない住宅が98%という実績が出ています
新潟県の中越地震では全半壊ゼロ、阪神大震災でも約97%のお家が補修の必要がないという実績です
日本の住宅の寿命は平均約30年と言われていますが、アメリカやカナダのツーバイフォーのお家では100年以上経ったお家が普通です
日本より過酷な気候の地域もあります。
外国のお家に学ぶところは沢山あります。まだまだこれからも日々勉強です

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